在宅で働くママならではの悩みに「CHANTO」編集部が答えます!

女性の新しいはたらき方を応援する「Woman&Crowd」に寄せられたお家ではたらくママのお悩みに、働く女性のための生活実用誌「CHANTO」編集部がお答えします!


Q.思わず熱中して睡眠不足に…

在宅で働いているとメリハリが付けづらく、子供が寝た後に仕事をするとはかどるので睡眠時間を削ってしまうことも…

A.先に時間の目安を決めておきましょう

ダラダラ仕事をやめ、メリハリをつけるには「終了時間を先に決めて意識する」のがポイントです。

例えば、「この案件は洗濯機の終了ブザーが鳴るまでに終わらせる」、「子どものお迎えまでに5件仕上げる」、「子どもが寝たあと、○時までには終わらせて寝る」など。

その仕事に「どれぐらいの時間がかかっているか」が明確になるので、受ける仕事の適正量の把握にも役立ちます。また、時間を意識することで仕事の効率を上げられれば、時間当たりの単価が上がり、同じ仕事でも収入を増やせます。

CHANTO』には、さまざまなタイプの働くママの1日の時間割が載っているので、参考にしてみてくださいね。

Q.1人で家にこもって仕事をしていると、たまに孤独感が…

特に仕事が忙しいと、外にも出ないので子どもとしか会話が無く、意図せず引きこもりになってしまうことも。気分転換、どうしたらいい?

A.自宅以外の場所を使ったり「人の声を聴く」ことで解消!

「自宅以外の場所で働く日」を作ってはどうでしょう? 最近では、ネット環境が整ったカフェも増えていますし、図書館などにパソコンの持ち込みが可能な席が設置されていることも少なくありません。

もし子どもの事情などで外出が難しければ、好きな歌や、ラジオアプリ、ポッドキャストなどを流すのがオススメ。人の声を聴くことで孤独感が和らぎます。人によっては静かな空間より効率が上がる場合もありますよ。


Q.座りっぱなしになりがちで、ついつい集中しすぎて疲れや肩コリなどの体の不調も…

A.“すきま時間”で伸ばしてほぐす簡単ケアが効果的!

筋肉が凝り固まる前に「伸ばしてほぐす」のが効果的です。

1時間に1分程度でもいいので、作業のすきまに簡単なストレッチを採りいれてみましょう。普段の生活の中でも、「家事をきびきびと大きな動作でする」「子どもと遊ぶときに自分も思い切り体を動かす」など、体のあちこちを伸ばすことを意識するとGOOD。

『CHANTO』でも、キャビンアテンダントの「ながらストレッチ」や「ヘッドセラピストの頭皮もみ」など、すき間時間でできる、簡単エクササイズを毎号紹介しています。


Q.家にいるために、育児と仕事のバランスに悩んでいます

家で好きなだけ仕事ができてしまうため、逆に育児と家事と仕事のバランス関係をどうとっていくのかが難しい面が…


A.使える時短術を増やそう!

育児・家事と仕事のバランスは、在宅ワークだけに限らず、働くママの多くが頭を悩まされる問題ですよね。子どもが家にいる限り、「育児の時間を減らす」というのは難しいので、目指すのは「家事の時短(=時間短縮)」によって、仕事時間を生みだすこと。

例えば、家事の中でいちばん時間がかかっている料理は、「便利な調理器具を採り入れる」、「作りおきをする」などでかなり時短できます。

CHANTO』の本誌やホームページには、「手間をかけない時短おかず」や、「煮込まないカレー」など、時短料理のレシピがたくさん載っています。是非とりいれてみてください。


Q.外見をあまり気にしなくなる

人と会わなくていいので「キレイになりたい!」という気持ちが薄れてきて「まぁいいか」と思ってしまいがちに。

以前は体型も気を付けたり髪の毛やメイクなど気にしていましたが在宅の仕事歴が長くなると太っても「まぁちょっとくらいいいか」とか、髪の毛も「お団子にしておけばいいかな」とか適当になってきてしまったかも…

A.週に1度は「外で人と会う」機会を作る

「まったく気にならない」ならそれでも問題ないと思うのですが、それに悩むのであれば「外で人と会う約束を取り付けるなどして、強制的に「気にする機会」を作ってしまうのが近道。平日でも時間を自由に使える在宅ワークの利点を生かして、人気のカフェに行ってみるのもよし。休日の家族でのお出かけを定番にして「おめかしデー」にするもよし。

『CHANTO』には、寝ている間にスキンケアや、時短美容術など。お金も手間もかけずに、キレイを楽しめるコツをたくさん紹介しています。


Q.気付いたら部屋が散らかっている…

机とパソコンなど作業にスペースをとられるし、仕事で使う資料などでモノが増える。そのうえ子どもがいない時間に働いていると、片づける時間がないので、家がどんどんちらかってしまう…

A.「頑張らなくても片づく」収納のしくみを取り入れて

片づけなくちゃ!と頑張るよりも、片づけをラクにするしくみを採り入れましょう。例えば、ザックリ放り込むだけで片づいて見える、かごや箱を活用した収納。こまごましたものも箱ごとまとめて取り出せて、戻すのもラクです。それ以上にママの負担を減らすのが、頑張って片づけなくても、家族が自分で片づけてくれるしくみ作り。片づけの時間や手間だけでなく、ストレスも減らして、部屋をスッキリ保てますよ!。


Q.他人に仕事が理解されにくい

周囲のお母さんや先生から“時間に融通が効くと思われている、または働いてるイメージを全く持ってもらえてない“そんな風に感じることが…

その為、学校や幼稚園・自治会等の係でボリュームの多い物をお願いされる事も。

A.相手がイメージしやすい「具体的な」情報を入れて伝える

相手が「クラウドソーシング」という言葉を知らず、まったく想像がつかないなら、働いている姿がイメージしにくいのも当然です。理解してほしいのであれば、仕事内容を「相手が普段使っている具体的な言葉で」伝えましょう。

たとえば、「“毎週月~金曜日”は“1日に5時間”程度、“パソコンを使って”、主に“美容関連の”記事などを書いています」などと伝えれば、相手もイメージしやすいと思います。もし近しい相手なのであれば、過去に手掛けた案件などを見せてみるのもいいかもしれません。



協力:働く女性のための生活実用誌「CHANTO」編集部